ESAのProba-3は人工日食を繰り返し作り出し、太陽コロナを長時間観測した。初期解析では、内側コロナの太陽風が予想より速く流れていることが示され、太陽風加速や宇宙天気理解の進展が期待される。
キュリオシティは小さなクレーターAntofagastaへ移動し、地下物質の露出や深部由来の岩石、有機物の調査を進めている。移動中も多角形模様の岩石や火星環境の観測を継続した。
『Stargate SG-1』の名エピソード紹介や、SNLによるアルテミスIIのパロディ、NASA宇宙飛行士と愛犬の再会動画など、宇宙を題材にした文化・エンタメ関連の話題が注目された。
小惑星アポフィスが2029年に地球へ接近し、肉眼でも見える明るさになる見通しで、衝突の心配はない。各国の探査計画や観測好機として注目されている。
NovaspaceとOGCが中国宇宙産業の調査カタログを公開し、商業宇宙連盟にはispace-U.S.が参加した。宇宙産業の市場把握と業界連携が進んでいる。
SpaceXはフロリダとカリフォルニアの両拠点からStarlink衛星を連続投入し、複数回の打ち上げと1段目ブースターの無人船回収を成功させた。ヴァンデンバーグからのStarlink 17-27やケープカナベラルからのStarlink 25機打ち上げなど、短期的にStarlink展開を加速している。
AmazonによるGlobalstar買収、SESとボーイングの機内通信提携、デルタ航空のHughes/エアバス採用、Archangel LightworksやRocket Labのレーザー通信強化など、衛星通信と光通信の商用化・競争が一段と激しくなっている。
Starlabは商業ペイロード枠を完売し、Vastは大型ドッキングアダプターを発表した。Sierra SpaceのDream Chaserも試験を進めており、将来の商業宇宙ステーションや補給・輸送インフラの整備が進んでいる。
ブルーオリジンはNew Glenn第3号機NG-3の打ち上げに向け、ケープカナベラルでの準備を進めている。AST SpaceMobileのBlueBird衛星を搭載し、ホットファイア試験や再試験を経て、打ち上げウィンドウの調整が行われている。
自己相互作用する暗黒物質が、重力レンズや恒星ストリーム、伴銀河の高密度構造など複数の宇宙の謎を同時に説明できる可能性が示された。また、星震観測から赤色巨星と白色矮星の磁場が連続している証拠も示され、星の磁場が化石磁場として残る可能性が支持された。
ロシアでは、アポフィス探査計画や太陽フレア観測用衛星コンステレーションの開発、月面主権領域や原子力電源構想など、複数の宇宙関連計画が進んでいる。
ルービン天文台のテスト観測で、地球近傍天体や太陽系外縁天体を含む1万個超の小惑星が新たに見つかった。本格稼働後は発見数がさらに増え、プラネタリーディフェンスや太陽系形成研究への貢献が期待される。
NASA長官や議員、元宇宙飛行士らが、アルテミス計画の意義や今後の月面基地建設、商業宇宙活動、ISS後継への移行を議論した。一方で、NASA科学予算の削減案に対する反対も強く、科学ミッション維持を求める声が上がっている。
NASAはWebby Awardsで複数部門にノミネートされ、Dream with Us Design Challengeの受賞者も発表した。SNS、動画、ポッドキャスト、没入型コンテンツなど、教育・広報面での存在感が強まっている。
Starlinkは台風被災者向けに無料サービスを提供し、機器交換やクレジット付与を実施している。衛星通信が災害時の重要インフラとして機能していることが示された。
ESAはKepler CommunicationsにHydRON光中継ネットワークの相互運用性試験を委託し、複数企業の光通信端末を低軌道で検証している。将来的には多軌道・テラビット級の高速で安全な通信網を目指す。
SpaceXのStarship V3は、複数回の静的燃焼試験を完了し、Flight 12に向けた重要な節目を迎えた。Booster 19もスターベースで追加試験が進み、次世代スターシップの初飛行準備が着実に進行している。
長征10Bの初飛行と1段目回収試験が4月末に向けて準備されており、有人月探査計画にも関わる重要な節目となっている。海南商業宇宙発射場からの打ち上げが予定されている。
中国は力箭1号Y12やKinetica-1 Y12を打ち上げ、複数の衛星投入に成功した。さらに神舟21号の宇宙飛行士が天宮での医療実験や健康維持活動を公開し、長期滞在能力を示している。
珍しいアインシュタイン・クロス重力レンズや、若い楕円銀河の精密測定、さらに冷たいガスや宇宙塵を含む銀河形成シミュレーションが報告された。銀河進化は従来より複雑だが、標準宇宙論は大枠で整合的と示されている。
XoopleとL3Harrisは、機械学習向けに最適化した地球観測衛星コンステレーションを共同開発する。衛星画像を人間向けではなくAI学習用データとして継続提供し、Earth AI基盤の構築を目指している。
JAXAはDESTINY+やRAMSESの紹介動画を公開し、低軌道衛星を使ったデータ転送実証や、ISS『きぼう』からの『推し宙スペースライブ』配信計画も進んでいる。日本の宇宙利用と広報活動が同時に活発化している。
アルテミスIIは4人の宇宙飛行士による月周回飛行を成功させ、オリオン宇宙船は太平洋へ無事着水した。ミッションマスコットや帰還後の再会、回収チームの活動も話題となり、月面帰還計画の前進を印象づけた。
ソマセットで彗星C/2025 R3(PanSTARRS)が撮影され、近日点通過前で肉眼でも見える明るさになっている。長い尾を持つ姿が長時間露光で強調された。
ノースロップ・グラマンの補給船Cygnus XLがファルコン9で打ち上げられ、ISSでカナダアーム2により捕獲・係留された。量子物理実験機器や幹細胞研究、食料などを含む約5,000kg超の物資を届け、今後は不要物を積んで再突入処分される。
NASAチャンドラの観測で、太陽に似た若い恒星は予想より早くX線が弱まることが分かった。これにより、周囲の惑星大気が守られやすくなり、生命が育ちやすい環境形成の可能性が示された。
ホワイトハウスはNASA、国防総省、エネルギー省に宇宙用原子力システムの開発を指示し、月面向けの原子炉実証を2030年頃に想定している。NASAは20kW級原子炉の開発を進める方針。
米国の宇宙軍やNRO、BAE Systems、Lockheed Martin、MDA Spaceなどが、監視・機動・接近・妨害対策を備えた軍事衛星やISR能力の強化を進めている。商業衛星画像の普及を踏まえ、戦場の透明性に対応した新たな宇宙戦略が模索されている。