SpaceXはヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9でStarlink衛星27機を打ち上げ、第1段ブースターB1088を無人船「Of Course I Still Love You」に着陸させました。打ち上げ前の準備や中継、衛星の展開も報告されています。
Rocket LabはニュージーランドのLaunch Complex 1からElectronでiQPSのQPS-SAR衛星を1機ずつ打ち上げる計画です。10回目のミッションは11月4日以降、11回目は11月10日以降を予定し、追加分を含む計7機の打ち上げ契約も発表されています。
SpaceXはFalcon 9でカーゴドラゴンCRS-35を打ち上げ、第1段はケープカナベラルの着陸地点に帰還しました。約2,867kgの物資にはISSの電力を増強する最後のiROSA太陽電池や、人工網膜・心臓組織・脳オルガノイドなどの研究機材が含まれ、ドラゴンはISSにドッキングして約1カ月後に帰還する予定です。
JAXAのMMXはH3ロケット10号機で打ち上げ予定で、フォボスから試料を採取して地球へ持ち帰り、衛星の起源や火星の過去の環境を調べる計画です。探査機はJAXAや三菱電機などが開発し、打ち上げ準備、機器紹介、応援企画や観測案内が続いています。NASAも搭載機器の役割を紹介しました。
Rocket LabはElectronでHawkEye 360の衛星3機を低軌道へ投入する計画です。衛星は電波信号を収集し、船舶追跡やGNSS妨害の検知、レーダー監視などに活用されます。
NASAは月面での粉じん対策技術を対象とする「Lunar Grounding Challenge」を開催し、賞金総額を15万ドル、応募締切を1月15日としました。技術には小型・低消費電力で、月面の極端な温度変化に耐えることが求められます。
SpaceXはStarshipの機体回収と再使用を目指し、機体の吊り上げやタンク・エンジンの製造、統合試験、発射設備の整備を進めています。全段回収の実現後は、ブースターと機体の再飛行が次の課題となります。
Perseveranceは走行距離45.22キロに達し、地球外での走行距離記録を更新しました。自律走行技術を活用した探査を続け、古代の熱水活動の痕跡などを調べる計画です。
Eutelsat OneWebは、タイ、マレーシア、韓国、台湾で衛星通信サービスに必要な認可や規制順守に対応してきたと説明しました。各国で新しい衛星通信技術に適した規制枠組みの整備が進んでいます。
NASAは多額の費用と長い回収時期が見込まれた火星試料回収計画を中止しました。ロッキード・マーティンは、30試料をより低い費用で2037年までに回収する代替案を提案しています。
ESAはロザリンド・フランクリン探査車の双子モデルを使い、火星の低重力や傾斜、岩場を再現した環境で着陸機からの脱出手順を試験しました。試験の知見は2030年に予定される火星での活動に生かされます。
Starlinkはインドで一部の認可を得たものの、安全保障審査や外国投資の承認、周波数割り当てなどが残っています。政府はStarlinkを含む衛星通信事業者の審査を進めており、安全保障上の懸念や審査基準の明確化が論点となっています。
NASAは有人向け宇宙ステーションと輸送サービスについて、設計・開発から運用までを担う提案を募集しています。初期段階で複数社を選定し、競争を経て最終事業者を決める方針で、NASA以外の顧客も見込める事業計画を求めています。
米国は外交、対外援助、産業連携を通じた宇宙分野の協力を進め、ペルー南部の学校や公共施設などに衛星インターネットを届ける約650万ドルの案件を検討しています。農村部のネット接続率は首都圏を大きく下回っており、実施には資金確保が必要です。
KT SATはDruid Softwareの5GコアとGCT Semiconductor製端末を接続し、異なるベンダーの機器間で双方向通信を実証しました。静止軌道衛星と模擬低軌道リンクの切り替え試験にも取り組んでいます。
JAXA、東京科学大学、エネコートテクノロジーズは、超小型衛星OrigamiSat-2のフィルム型ペロブスカイト太陽電池から衛星バスへの給電に成功しました。今後は宇宙環境での長期的な性能変化を調べます。
ノルウェー政府はAndøya Spaceの施設整備に2027年度予算案で3億2,330万クローネを計上しました。国が施設を建設・所有し、同社が運営する案ですが、議会承認や運営条件の確定が必要で、完成は2028年を目指します。
中国政府文書は、商業宇宙分野の研究開発や戦略分野を支援し、長期資金、設備リース、初期導入支援、事業リスクの分担などを促す方針を示しました。一方で、実現性の乏しい投資や産業バブルを避けるよう求めています。
ボリビアでは大学主導のキューブサット開発や宇宙政策の推進が進み、衛星データを食料安全保障、災害対応、森林監視などに活用する構想があります。一方、2013年に打ち上げられた主力通信衛星Túpac Katariは設計寿命の終了が近づいています。
韓国の国家宇宙委員会は、航空宇宙庁設立後に複数回開催され、衛星情報活用計画や宇宙リスク対応計画などを承認しました。委員会の実効性を高めるため、関連法の改正が必要だとの提案が出ています。
欧州南天天文台のVLTに搭載されたMUSEで76件を分光観測し、55件を重力レンズとして確認しました。候補天体の追加観測やNASAのローマン宇宙望遠鏡の観測と組み合わせ、暗黒物質や遠方銀河の研究に役立てる計画です。
ETCCは散乱電子の反跳方向からガンマ線の到来方向を画像化し、150〜600keVの観測で銀河中心の陽電子放射が従来の誤差範囲内ながら約2倍の強度を示しました。起源の検証に向け、2028年度の大気球実験「SMILE-3」の準備が進んでいます。
金電極の極めて狭い隙間を通る分子の量子トンネル電流をAIで解析し、19種類のアミノ酸の型を識別する技術が報告されました。隕石やアタカマ砂漠の試料でも分析が行われ、実用化には定量精度や複雑な試料への対応、宇宙環境での検証が課題です。
CHIMEは2019年の94夜分の観測から、宇宙誕生後約50億年の時代に相当する水素の信号を検出し、中性水素の割合を約2%と推定しました。今後は7年分のデータを用いて、より古い時代までの水素分布の解明を目指します。
太陽系外の天体で時間とともに変動する水の雲を初めて検出したとする観測結果が報告されました。
2023年にブラックホールのX線の明るさが約60日以内に倍増し、物質の流入増加が原因とみられる観測結果が報告されました。約300日後に電波放射が現れた可能性があり、時間差の確認には追加観測が必要です。
FASTが発見したミリ秒パルサーPSR J0435+3233は、白色矮星との連星を太陽に似た準巨星が遠方から周回する三重星系の一員と確認されました。パルサーを含む三重星系として2例目で、進化前の太陽型星を含む例としては初めてです。
火星の南半球では春から夏にかけ、アルシア山の風下に毎朝現れて短時間で消える長大な雲が確認されています。山を越える風で湿った空気が急上昇し、急冷されることで氷粒が生じると推定されています。