SpaceXは、SDAの軍事通信・ミサイル追跡衛星を搭載したFalcon 9の打ち上げを延期し、10月8日以降の実施を予定しています。また、10月10日にはStarlink衛星27基の打ち上げも計画されています。並行して、ISSからのCrew-12の帰還運用(10月7日離脱、8日着水予定)や、スターシップの打ち上げ環境審査、テキサス州周辺でのStarlink割引提供など、多岐にわたる運用を行っています。
韓国航空宇宙研究院(KARI)は、ヌリ号5号機を用いて災害監視用など計15基の衛星を打ち上げる準備を進めています。10月7日の打ち上げに向け、機体は発射台への移送と起立を完了し、電気系統の接続試験や飛行軌道の設計など最終段階に入っています。
NASAはアルテミスIIIミッションに向け、SLSロケットのブースター組み立てやコアステージへのエンジン搭載を進めています。2027年以降の有人月面着陸を目指し、オリオン宇宙船の処理や試験計画を進行させています。
トルコで開催中のIAC 2026にて、JAXA、ESA、NASA等の各機関が宇宙開発の成果や将来構想を発表しています。ESAは欧州の宇宙能力強化と国際協力の重要性を強調し、Vast社との低軌道協力に関する覚書を締結しました。
中国航天科技集団(CASC)は、10月9日または10日に海南商業宇宙発射場から長征12号Y10の打ち上げを予定しています。搭載物は未公表ですが、衛星コンステレーション向けの通信衛星である可能性が指摘されています。
JAXAは火星衛星探査計画(MMX)の打ち上げに向け、種子島での射場作業や追跡ネットワークの調整を進めています。また、「きぼう」日本実験棟では静電浮遊炉を用いた高温スラグの密度測定や、ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)のチュートリアル公開など、科学研究と教育普及活動を継続しています。
宇宙望遠鏡を用いた観測により、白色矮星周辺の惑星形成の兆候や、遠方銀河の重元素分析、星形成領域の動態が解明されています。また、気球実験「SMILE-2+」によるMeVガンマ線天文学の新たな観測手法が成果を上げています。
NASAラングレー研究センターの施設案内や、航空宇宙技術を紹介する「Inspiration Tour」および展示会「MAX POWER」の開催が告知されています。また、宇宙関連のイベントやスタンプラリーを通じたアウトリーチ活動が行われています。
AIデータセンターとの部品競合や、窒化ガリウムなどの資源不足が宇宙産業の供給網に影響を与えています。また、宇宙経済の拡大に伴い、打ち上げ能力の増強や民間宇宙港の整備、スタートアップ企業への投資が活発化しています。
宇宙空間の軍事利用が進む中、衛星の安全性やデブリ問題、電子戦への対策が議論されています。宇宙条約の限界や軌道上の制御兵器保有に関する懸念が示され、国際的なルールづくりの必要性が高まっています。