SpaceXのStarship 14号機がテキサス州スターベースから打ち上げられ、初めて地球周回軌道への投入に成功しました。飛行中にラプターエンジンの不具合が発生し、予定より早い約3時間で太平洋へ着水しましたが、次世代スターリンクV3衛星26基の展開と通信確認、および大気圏再突入データの収集を完了しました。機体は試験目的のため回収されず爆発しました。
Blue Originは、New Glennロケットの年間打ち上げ回数を最大50回へ引き上げるための環境評価をFAAに申請しています。5月の事故で損傷した発射台の復旧を進めつつ、フロリダ州での施設投資を継続し、2026年内の再飛行を目指しています。
海南商業宇宙発射場で第2期の主要建設が完了し、液体燃料ロケット用の発射台2基が年内の運用開始に向けて試験運用に入りました。また、中国国内では長征9号の開発や、CAS Spaceによる固体ロケット「力箭1号」の打ち上げ活況など、商業宇宙産業の拡大が続いています。
JAXAは火星衛星探査計画MMXの打ち上げに向けた広報活動を強化しており、諏訪理宇宙飛行士のISS搭乗決定や、筑波・相模原キャンパスでの特別公開、施設見学イベントの案内を行っています。また、MAXIによるX線新星の観測成果なども報告されています。
NASAとBoeingは、Starlinerの推進系改修に向けた無人試験飛行を2026年12月~2027年1月に実施し、有人飛行を2028年までに再開する計画を発表しました。有人運用ではウォーレン・ホーバーグ飛行士が船長を務め、ISSへの定期輸送を担います。また、アトラスVの生産終了に伴い、ULAのバルカンロケットを有人飛行向けに認証する方針です。
NASAとSpaceXは、10月1日にケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げ予定のCrew-13ミッションの準備を進めています。ジェシカ・ワトキンス飛行士らが搭乗し、心疾患やパーキンソン病の研究、作物栽培などの科学ミッションに従事します。ISS滞在中の第75次長期滞在クルーは、静脈スキャンや運動器具の点検、重力適応スーツの試験を行っています。
ESAの木星探査機JUICEが地球スイングバイに成功しました。インド洋上空約8,640kmを通過し、地球の重力を利用して速度を秒速3.5km増加させ、木星へ向かう軌道を調整しました。2029年に再び地球を通過し、2031年に木星へ到着する予定です。