SpaceXは日本時間9月26日、ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9ロケットを用いて米宇宙軍の機密ミッション「USSF-385」を打ち上げました。1段目ブースター(B1100)は10回目の飛行となり、打ち上げ後に無人船「Of Course I Still Love You」への着陸に成功しました。本ミッションはStarshieldを基盤とする衛星コンステレーションの構築に関連するものと見られています。
SpaceXはテキサス州スターベースにてStarship Flight 14の打ち上げに向けた準備を進めており、フルスタックのリハーサルを完了しました。本ミッションではStarlink V3衛星26機の軌道投入を目指しています。現在、FAAによる飛行制限空域の設定はなされているものの、最終的な打ち上げ許可を待っている状況です。なお、Flight 15以降の計画やフロリダからの打ち上げ検討も並行して進められています。
Rocket Labは日本時間9月26日、ニュージーランドのマヒア半島からElectronロケット(ミッション名「Owlright, Owlright, Owlright」)を打ち上げ、Synspectiveの合成開口レーダー(SAR)衛星「StriX」を軌道投入しました。今回の打ち上げは通算97回目であり、Synspective向けとしては13回連続の成功となりました。
NASAのCrew-13ミッションは10月1日以降の打ち上げが予定されており、飛行準備審査が承認されました。乗組員はケネディ宇宙センターに到着し、ISSでの第75次・76次長期滞在に向けた最終準備を行っています。また、ISSでは軌道高度の調整やシグナス補給船による物資輸送、微小重力下での科学実験などが進行中です。
NASAは月面基地構想を支援するVastの部門新設や、PRIMA望遠鏡計画の予備設計開始など、探査能力の強化を進めています。また、サンマリノがアルテミス協定に署名し、76番目の加盟国となりました。その他、宇宙デブリ調査ミッション「SSPICY」への資金提供や、中高生向けの航空燃料設計コンテストなども実施されています。
中国では長征シリーズロケットによる遥感40号の打ち上げが行われました。また、民間企業の藍箭航天(Landspace)による朱雀3号の再使用開発や、STAR-VISIONによる軌道上AI計算衛星網「Space IDC」の計画、AZSPACEによる商業宇宙ステーション試作機の開発計画などが発表されています。
ESAは地球観測や宇宙ごみ観測を含む次世代ミッションの検討を進めています。英国は宇宙戦略2026を策定し、安全保障を最優先とした宇宙能力強化を掲げました。また、スウェーデンのSSC SpaceとSaabが宇宙能力強化に向けた協力覚書を締結するなど、欧州各国での産業界と政府の連携が強化されています。
インドではISROの次期局長交代や、IN-SPACeによる商業打ち上げ計画が進行中です。また、HAL(ヒンドスタン航空機)によるSSLVの設計技術獲得や、宇宙開発の歴史を振り返る展望などが語られています。