ESAは地球観測や宇宙ごみ観測を含む次世代ミッションの検討を進めています。英国は宇宙戦略2026を策定し、安全保障を最優先とした宇宙能力強化を掲げました。また、スウェーデンのSSC SpaceとSaabが宇宙能力強化に向けた協力覚書を締結するなど、欧州各国での産業界と政府の連携が強化されています。
SSC SpaceとSaabが、スウェーデンと欧州の宇宙能力強化に向けた協力覚書を締結。 - Esrange宇宙センターを試験・実証・打ち上げ・運用に活用する可能性を検討 - 宇宙・空・陸・海のシステムを連携させ、主権的で強靱な多領域作戦能力を目指す
英国は宇宙資産を守る第3宇宙効果飛行隊を新設しました。 - 敵対活動の妨害や電子戦、対衛星兵器への対抗を含む攻防作戦を担います。 - 今後、第4〜第6飛行隊や宇宙戦術・訓練部隊、深宇宙レーダー能力の整備も計画しています。
英国は宇宙を経済・安全保障に不可欠な領域と位置づけ、衛星への脅威に備えた対応強化を訴えました。 - GPS停止は英国経済に1日14億ポンドの損失をもたらすとの試算を紹介 - 宇宙能力の強化に向け、産業界との連携、迅速な投資、失敗を許容する姿勢が必要 - 脅威への適応力向上や、宇宙を想定した訓練・検証も課題
- ECOは地球のエネルギー収支、Keystoneは高度50~250kmの大気と宇宙ごみ、CryoRadは極地氷床内部の温度や底面状態を観測する構想です。 - 3案から1案を次回の閣僚級ESA理事会までに選定し、打ち上げは2036年ごろを見込んでいます。 - 科学諮問委員会の評価ではHydroterra+が4番目でした。
英国の宇宙戦略2026は、防衛・国家安全保障を最優先に掲げています。 - 宇宙の支配を戦略上の要件と位置づける一方、実現に必要な技術は明記していません。 - 調達を少数の高付加価値案件に絞り、実績と市場展開の道筋がある企業を重点支援する方針です。
- スウェーデンは地球観測・通信衛星の打ち上げや、打ち上げインフラへの投資を進めています。 - OHBとは衛星技術を活用した状況認識や安全な通信、Ericssonとは地上・宇宙通信での協業を検討。 - SSC Spaceとの協業では、エスレンジ宇宙センターを試験・実証・打ち上げ施設へ発展させる構想があります。
SSC Spaceが衛星の管制・データ受信とPléiades Neo Nextの運用支援を担当。 - スウェーデン、カナダ、チリの地上局を活用 - 2028年の打ち上げ・初期運用を支援し、地上システムを最適化してデータ配信を高速化 - Neo Nextは20cm級の解像度と再訪頻度の向上を目指す
- Keystoneソフトウェアで高解像度衛星データを低遅延補正し、分析や運用判断に活用可能にする - 契約には最大800万SEKの追加オプションが含まれ、納入は2026年第4四半期に開始予定 - Spacemetricの技術はスウェーデン軍での偵察データ管理やNATOの情報共有枠組みにも活用されています
- Saabがシステム統合を担い、宇宙・空・陸・海のシステムを連携させる構想です。 - 北部スウェーデンのエスレンジ宇宙センターを試験・実証・打ち上げ・運用に活用する可能性があります。 - SSC Spaceの地上局ネットワーク、衛星運用、打ち上げ・初期軌道投入、ミッションエンジニアリング、高高度プラットフォームも検討対象です。 - スウェーデン、北欧、欧州の自律的で強靭な宇宙能力の強化を目指します。