NASAはボストン上空の流星爆発や、ケープコッド湾への隕石落下の可能性を報告した。さらに、2026 JN4と呼ばれる小惑星がニューギニア島近海へ落下した可能性があることも伝えられ、観測データが少ない中で、実際の衝突かどうかの検証が進められている。
NASAは、ボストン上空で起きた大きなソニックブームの原因が流星の爆発だったと確認した。流星は時速約12万kmで大気圏に突入し、約64km上空で分裂・爆発したと推定され、エネルギーはTNT約300トン分に相当した。別件では、土曜午後の流星破片がケープコッド湾に落下した可能性も示された。
ブルーオリジンのNew Glennがケープカナベラル宇宙軍基地での静的燃焼試験中に爆発し、ロケット本体と発射台、周辺設備に大きな損傷が出た。負傷者は出ていないが、復旧には数か月から1年以上かかる可能性があり、Amazon LeoやNASAなど今後の打ち上げ計画にも影響が広がっている。会社側は原因調査と発射台の片付け・再建を進めている。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、ビッグバン後約7億年の天体QSO1で初の直接的な超大質量ブラックホール質量測定を行った。質量は太陽の約5000万倍で、低金属量やガスの回転から、原始ブラックホールや直接崩壊で生まれた可能性が高いとみられる。
ESOのVLTが、コップ座方向約6500万光年先の渦巻銀河NGC 3981を観測した。青く輝く若い星や塵の多い渦巻腕、中央の超大質量ブラックホール周辺が確認され、外周の歪みから過去の銀河接近の影響が示唆された。観測画像には横切った小惑星の軌跡も写っていた。
中国は長征2号Dで衛星インターネット技術試験衛星を打ち上げ、スマホと衛星の直接接続や宇宙・地上ネットワーク融合を試験している。また、長征2号Dによる4基の直接通信・衛星ネットワーク実証用テスト衛星の打ち上げも行われ、国家衛星網や商用コンステレーション関連の技術実証が進んでいる。
鹿児島地方気象台は九州南部の梅雨入りを発表し、昨年より16日、平年より2日遅いとしている。奄美地方は先に梅雨入りが発表されていた。あわせて、鹿児島市天文館では親子による採蜜体験が行われ、約50キロの百花蜜が採れ、商品化も予定されている。
米国・香港主導の国際月面天文台装置ILO-Cが嫦娥7号で月南極へ向かう。米国、香港、中国の共同開発で、月面で1太陽日稼働し、3秒間隔で星空を撮影する計画だ。JAXA関連では、はやぶさ2#の小惑星トリフネフライバイに向けた配信や、MMXのフォボス探査紹介イベントも予定されており、月・火星圏での国際的な協力が進んでいる。
中国は再使用設計の長征12Bを予告なしで初打ち上げし、酒泉から千帆星座向け衛星を軌道投入した。NOTAMなしの突発的な発射としてSNSでも拡散され、CASCは成功を発表している。機体はケロロックスの2段式で、低軌道投入能力は約20トン級とされる。
ポルトガルはアゾレス諸島サンタマリア島に宇宙港を建設し、2028年の宇宙往還機着陸や2030年の小型衛星打ち上げを目指している。国内では約80社・2000人が宇宙産業に関与しており、小型衛星開発や将来の運用計画も進んでいる。
インド初のISS滞在者シュブハンシュ・シュクラ氏が、空軍テストパイロットとしての経験をGaganyaan計画に活かす考えを示した。Gaganyaanは2027年半ばに3人を低軌道約400kmへ3日間送り、安全帰還させるインド初の有人宇宙飛行計画として進められている。
NASAは、スーパー台風シンラコーの急速な発達に伴って生じた大気重力波を観測した。NOAA-20のVIIRSやAquaのAIRSが、中間圏の大気光の波紋や成層圏の熱的な波を捉えた。こうした観測は、台風の強化予測や気象・宇宙天気への理解向上に役立つとされる。
Starlink Miniが田舎や雷雨の中でも通信を維持していると報告された。トラックやトレーラーに搭載して常時接続を確保しており、移動環境や悪天候下での利用性が示されている。
SpaceXはStarlink衛星の打ち上げを継続し、ファルコン9でStarlink 24機を投入して第1段ブースターの回収にも成功した。一方で、SECへのIPO登録届出が報じられ、売上や設備投資、Starlinkを含む通信事業の収益性、Starship開発やAI・宇宙データセンター投資の拡大が注目されている。個人投資家の間では高い評価額への警戒も強く、IPOの成否と将来成長の両面に関心が集まっている。
NASAは月面基地構想の詳細を示し、ハンツビルとブルーオリジンが中心的役割を担うとした。ブルーオリジンは月面貨物輸送で大きな契約を獲得し、2026年秋以降に南極域への初回ミッションを予定している。月面ローバーや探査ロボット計画も進み、将来の火星有人探査への足がかりと位置づけられている。
ニューヨークで、夕日が街路に一直線に並ぶマンハッタンヘンジが2026年に再び発生する。5月28日に一部、5月29日に完全な現象が見られ、次は7月11日に全景、12日に一部が観測できる。観察に適した通りとして14、23、34、42、57番街が案内されている。
1996年のSF映画『The Arrival』が30周年を迎え、再評価する記事が掲載された。宇宙からの信号をきっかけに陰謀を追う設定で、地球温暖化を進める異星人の秘密基地に迫る内容が紹介され、興行成績は振るわなかったものの、脚本や演技、特殊効果の完成度が今も評価されている。
SpaceXの将来はスターシップの実用化とAI事業にかかっているとされ、短期的にはスターリンク、打ち上げ、AIデータセンターが成長を支えるとみられている。長期的には軌道上データセンターや月・火星事業も視野に入る一方、AI規制や社会的不安が障害になる可能性も指摘されている。
韓国・大田市の韓華エアロスペース施設で爆発が発生し、消防が消火活動を行った。通報時点では負傷者の有無は不明で、警察と消防は推進システム用の推進剤が原因の可能性を含め、詳しい調査を進めている。
5月下旬から6月初旬にかけて、米中で通信衛星コンステレーション向け打ち上げが相次いだ。中国では千帆やSpaceSail関連の衛星投入が進み、5月の打ち上げ回数は通算8回、年100回超を狙う勢いが示された。米国側ではStarlinkやAmazon Leoが継続して展開され、低軌道通信網の競争が激化している。
米国で宇宙港向けの税免除型民間活動債が法制化され、宇宙インフラを低コストかつ長期で資金調達しやすくなった。宇宙港本体だけでなく周辺の製造・整備施設も対象となり、民間企業や防衛契約による信用補完も可能とされる。宇宙港周辺に産業集積を作り、打ち上げ能力や国家安全保障を強化する狙いがある。
JAXA相模原キャンパスでドイツ・ブレーメン州の政府、宇宙産業、研究機関の代表団を迎え、MMX、DESTINY+、薄膜軽量太陽電池パドルSAWなどを紹介して意見交換を行った。さらに、大学や委員会、NASAメンバー、欧州の研究者、産業界との間で、XRISMやLiteBIRDなど将来計画について幅広い議論が行われた。
ULAはアトラスV 551でAmazon Leoミッション7を実施し、ケープカナベラル宇宙軍基地から通信衛星29機を打ち上げた。衛星は正常に軌道投入され、Amazon Leoの累計打ち上げ数は331機となった。次回のAmazon Leo 8も計画されている。
JAXAアカデミーでは、火星の衛星フォボスを目指すMMXについてのオンライン講座が予定され、JAXAとCNESの研究者が探査の舞台裏を解説する。また、はやぶさ2#関係者による最新情報紹介のライブ配信も告知されており、いずれも一般向けに宇宙探査の理解を広げる内容となっている。