ロシアのソユーズMS-27宇宙船がカザフスタンに着陸し、NASAのジョニー・キム、ロスコスモスのセルゲイ・リジコフ、アレクセイ・ズブリツキーの3名が約8ヶ月(245日)の国際宇宙ステーション(ISS)滞在を終えて帰還した。
太陽でXクラスの大規模フレアが発生し、CME(コロナ質量放出)による磁気嵐やオーロラの発生、通信障害の可能性が予報されている。
スウェーデン宇宙公社(SSC)は2026年初頭に社名を「SSC Space」に変更し、子会社を含めたグローバルブランドの統合を行うと発表した。
X線分光撮像衛星XRISMとXMM-Newtonの観測により、銀河NGC 3783の中心にある超大質量ブラックホールから高速のガス風が吹き出していることが確認された。
SpaceXはカリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からファルコン9ロケットでStarlink衛星(Group 15-11等)を打ち上げた。第1段ブースターは太平洋上のドローン船に着陸した。
Rocket LabはKAIST向けの衛星を搭載したElectronロケットの打ち上げミッション「Bridging the Swarm」の準備を進めている。
中国は酒泉衛星発射センターから力箭1号(Kinetica-1)ロケットを打ち上げ、吉林1号高分衛星や海外顧客(UAE、エジプト等)の衛星を含む9基を軌道に投入した。
Lunar OutpostのMAPPローバーがNASAのArtemis IVミッションに選定された。月面の塵やプラズマ環境を調査する機器を搭載する。
中国は短期間に複数の長征ロケットを打ち上げた。長征3Bによる通信技術試験衛星22号、長征4BによるYaogan-47、長征6号によるGuowang衛星などが含まれ、年間打ち上げ記録を更新している。
すばる望遠鏡のOASISプログラムにより、木星の約18倍の質量を持つ系外惑星や、ローマン宇宙望遠鏡の実証に適した褐色矮星が発見された。
SpaceXはケープカナベラル宇宙軍基地からファルコン9ロケットで国家偵察局(NRO)の機密ペイロード「NROL-77」を打ち上げた。第1段ブースター(B1096)はLanding Zone 2への着陸に成功した。これがLZ-2での最後の着陸となる見込みである。
Aetherfluxは、軌道上で太陽光発電を行い地上へ電力を送る(SBSP)機能を備えたAIデータセンター計画「Galactic Brain」を発表した。2026〜2027年に実証衛星の打ち上げを目指す。
Space BDはJAXAの宇宙戦略基金事業に採択され、川崎重工と連携して複数衛星搭載システム「TOHRO(灯籠)」を開発する。国内ロケットでの小型衛星打ち上げ機会拡大を目指す。
米国科学アカデミー(NASEM)はNASA向けの報告書で、火星有人探査における最優先事項として「生命の痕跡探索」を挙げた。30日間の初期滞在やその後の長期滞在を含むミッション構成案を提示した。
アークエッジ・スペースと繊維メーカーのセーレンは、6Uサイズなどの超小型衛星の多数機製造(量産)に向けた覚書を締結した。
東京大学などが開発した小型震源装置PASSが、NASAのアルテミスIVミッションにおける月面弾性波探査機器として採用された。
ispaceはHAKUTO-Rプログラムのパートナー契約満了に伴い同プログラムを終了し、今後はNASA CLPSを含む商業ミッションフェーズへ移行すると発表した。
フィンランドのSAR衛星メーカーIceyeは、General Catalyst主導で1.5億ユーロ(約240億円)を調達した。衛星コンステレーションの拡大や高解像度センサーの開発に充てる。
Rocket Labは次世代ロケットNeutron用のペイロードフェアリング「Hungry Hippo」の飛行認証試験を完了し、発射場への輸送を開始した。
米国は宇宙ベースの迎撃機やセンサーを含む多層ミサイル防衛網「ゴールデンドーム」計画を進めており、2028年の初期運用を目指して企業との協議や契約を行っている。
カナダ政府は北極圏の防衛・通信能力強化のため、TelesatおよびMDA Spaceと提携し、衛星コンステレーションの検討・整備を進める。
Muon Spaceは米宇宙軍のSpaceWERXなどから契約を獲得し、ミサイル検知・追跡や環境監視向けの衛星技術(Quickbeam)の実証を行う。
Bloombergなどの報道によると、SpaceXは2026年頃のIPO(新規株式公開)を検討しており、評価額は数千億ドル規模に達する可能性がある。また、Starlinkの収益拡大を背景に二次売却も計画されている。
スカパーJSATは、次世代通信衛星「JSAT-31」「JSAT-32」および「Superbird-9」の計3機の打ち上げについてSpaceXと契約を締結した。2027年以降順次打ち上げ予定。
Rocket Labはカナダ宇宙庁(CSA)から資金を獲得し、トロント拠点で中型衛星向けのリアクションホイール開発を行う。
米上院商業委員会は、ジャレッド・アイザックマン氏のNASA長官指名を賛成多数で可決し、本会議へ送った。公聴会ではSpaceXとの関係や「Project Athena」に関する質疑が行われた。
SpaceXはフロリダからStarlink衛星を打ち上げ、今年3000機目の衛星投入を達成した。使用されたブースターB1067は32回目の飛行となり、再使用記録を更新した。
ArianespaceはAmazonのProject Kuiper衛星打ち上げに向け、アリアン6ロケットの部品を仏領ギアナへ輸送するなど準備を進めている。
中国の宇宙ステーション「天宮」で神舟21号の乗組員が初の船外活動(EVA)を実施した。デブリ防護装置の設置や、神舟20号の損傷した窓の検査・撮影などを行った。
Cobham SatcomはGatehouse Satcomを買収し、5G NTN(非地上系ネットワーク)技術の統合を進めることで合意した。