SpaceXはヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9でStarlink衛星27基を打ち上げ、低軌道への投入に成功しました。第1段ブースターB1093は再使用飛行を行い、太平洋上の無人船に着陸しました。
SpaceXはStarship Flight 15に向け、ブースターと宇宙船の静的燃焼試験を完了しました。打ち上げは11月12日以降の見込みで、次の飛行に向けた船体試験や捕獲手順の確認、発射台・試験場の整備も進めています。
地球から約7,500光年離れたりゅうこつ星雲内の領域を、ハッブル宇宙望遠鏡とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測しました。可視光では塵の柱や明るい部分、赤外線では塵に隠れた若い星やフィラメントが捉えられました。大質量星の紫外線や恒星風が、星雲の形を作ったとみられます。
NASAは商業企業に、ハッブルの軌道引き上げ、整備、または運用終了時の制御再突入などの案を求めています。回答期限は11月30日で、実施する場合は2032年までのミッションが必要とされます。対策がなければ、2033~2034年ごろの再突入が見込まれていますが、NASAは実施を決定していません。
ISROはGSLV-F18で次世代航法衛星NVS-03を打ち上げ、静止トランスファ軌道への投入に成功しました。衛星は国産原子時計を搭載し、従来のL5・S帯に加えてL1信号にも対応。静止軌道への移行と検証を経て、NavICの最低運用構成への復帰やサービス継続を担う見込みです。後続のNVS-04、NVS-05も計画されています。
NASAは11月6~8日に航空宇宙博「MAX POWER」を開催し、X-59や月面探査車などを展示します。一般公開は7、8日で、宇宙飛行士との催しや航空ショーも予定。7日午後には月面基地計画の最新情報を発表する会見を行います。
NASA長官の番組出演や施設視察などを通じ、アルテミス計画の加速、アルテミスIII関連機器、月探査に向けた取り組みが紹介されました。アルテミスIIIの宇宙飛行士によるホワイトハウス訪問も伝えられています。
トルコの月探査機TLM-1は環境試験を開始しました。Falcon 9での打ち上げを予定し、高度約100キロの極軌道で月面の放射線、太陽風、隕石衝突などを観測する計画です。後続のTLM-2では着陸機とローバーを構想しています。
MDA SpaceはIRIS²低軌道衛星網の初期機向けアンテナを、1億カナダドル超で受注しました。アンテナはカナダで設計・製造・試験され、デジタルビームフォーミングに対応します。IRIS²は安全な通信を目指し、欧州とカナダの協力や供給網づくりが進められています。
ISSでは新型太陽電池アレイの設置が進み、発電能力の増強が予定されています。乗員は微小重力下の植物・細胞・魚類などの研究、半導体結晶の製造、VRや知能ツールの試験にも取り組んでおり、脳組織や人体への宇宙環境の影響も調べています。
4人の乗員が隔離施設で378日間を過ごす火星模擬滞在ミッションを終え、2026年10月31日に帰還する予定です。船外活動や施設保守、作物栽培、通信遅延や資源制限への対応を通じて、月や火星での長期滞在に必要な知見を集めました。
ESI MotionはLockheed Martinに太陽電池アレイ駆動用電子機器を供給し、米宇宙開発庁のPWSA計画を支援します。宇宙用モーターコントローラーを用い、安全な通信やミサイル追跡などを担う衛星ネットワークの運用を支えます。
Eutelsatは全社売上が減少する一方、OneWebの低軌道事業の売上が前年同期比で増加したと説明しました。IRIS²向け衛星やOneWeb更新用衛星の発注も進めています。モバイル通信・政府向けサービスは伸び、動画事業は減少しました。
Satellogicは衛星画像をHEOに提供し、軌道上物体の監視に活用します。画像の提供数は増加し、中国のロケット残骸に接近して撮像した事例や、BlueWalker 3を捉えた画像も紹介されました。
中国のiSpaceはハイパーボラ3号の機体構造部の荷重試験を完了しました。再使用時に低軌道へ約8,500キログラムを運ぶ構想ですが、初飛行時期は明らかにされていません。
中国の無人貨物機「昊龍」は、天宮にドッキングした後に大気圏へ再突入し、滑走路に着陸する設計です。契約では締結後5年以内の打ち上げ・軌道投入が条件とされ、補給手段の拡充を目指しています。
予測では、2030年までに需要に対して約150回の打ち上げ不足が生じ、米軍需要を加えると不足がさらに拡大する可能性があります。新型ロケットの遅れや供給減が背景にあり、StarshipやNew Glennの増便が緩和策として挙げられていますが、実現時期には不確実性があります。
深藍航天はネビュラ2号の第1段タンク製造を完了し、エンジンの燃焼試験にも成功したと伝えられました。初飛行は2027年を予定しています。
長征8Aは国網衛星を軌道投入し、2025年の初飛行以来の打ち上げ回数を重ねています。海南発射場では、長征8Aや長征12号による年末までの追加打ち上げも複数計画されています。
中国は無人試験を重ね、長征10号や夢舟宇宙船、月着陸船を使った試験を経て、2030年までの有人月面着陸を目指します。無人試験飛行で搭載する科学機器も募集していますが、主要な試験には遅れが指摘されています。月探査計画の総設計師の人事も発表されました。
星途1号は低コスト設計を掲げ、月周回軌道への投入と軟着陸を目指します。着陸前のハイパースペクトル観測でヘリウム3の兆候を調べる計画ですが、打ち上げ時期は未公表です。
2028年の初期能力実現を目指すゴールデン・ドームでは、資金や調達の見通し、組織間の調整、既存システムとの統合が企業の投資判断を難しくしています。国防総省は供給基盤の拡大や新たな企業との契約を進めています。
米司法省は、LigadoのLバンド免許に連邦機関の利用を排除する権利はなく、免許条件も満たされていないとして、訴訟の棄却を求めました。Ligadoは免許上の権利侵害への補償を主張し、12月7日までに反論を提出する予定です。
ウクライナ側は、ロシア軍の通信や攻撃用ドローン・ミサイルの制御に使われる可能性がある衛星通信網について、関連企業10社とロシア人19人を対象に挙げました。開発に関与するロシア・ベラルーシの組織も特定したとしています。
衛星コンステレーションでは、軌道高度の回復や地上端末の試験が進められています。30機のうち多くは運用目標より低い高度にあり、遠隔地での衛星インターネット接続を試験中です。ロシア軍の通信機器との関連は確認されていません。
酸素同位体などの分析から、初期火星の地殻内では水が循環し、マグマと反応していた可能性が示されました。地球へ運ばれた火星由来物質の起源候補や、地下の水・熱源に関する仮説も紹介され、パーサヴィアランスが採取した試料の回収に期待が寄せられています。
2026 ED138は大きさや過去の観測履歴に不確実性が残り、恒星食の観測で形や衛星・環の有無を調べる計画です。ルービン天文台の初期データからは、海王星トロヤ群の新天体や候補天体も報告されました。
牡牛座流星群は11月4~5日と11~12日ごろに見頃を迎えます。出現数は多くありませんが、明るい火球が見られることもあります。放射点のあるおうし座が高く昇る夜遅くに、広い空を眺めるのが勧められています。
月面の幅約50メートルの穴が溶岩洞につながる可能性があり、探査車の地球物理観測機器で地下空洞の検出や規模の測定を目指します。得られる情報は、将来のロボット探査やアルテミス計画の月面基地構想にも役立つ可能性があります。
電波観測から、ベテルギウスの伴星が星の大気を通過し、航跡を残す様子が示されました。伴星の位置に応じて大気の形が変化する可能性があり、軌道の影響を確かめるには追加観測が必要です。