SpaceXは8月26日、ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9ロケット(B1082)を使用し、27基のStarlink衛星を打ち上げました。同機体は24回目の飛行で、打ち上げ後には無人船への着陸にも成功しました。フロリダからのFalcon 9によるStarlink打ち上げは当面終了し、今後はStarshipへの移行が進められます。
SpaceXはルイジアナ州ペカン島に、Starshipの年間数千回打ち上げを支える大規模宇宙港「Starbase, Louisiana」を建設する計画を発表しました。2027年着工、2029年初打ち上げを目指し、1000億ドル規模の投資と3000人以上の雇用創出を見込んでいます。湿地保全や地域経済への貢献も計画に含まれています。
テキサス州スターベースにて、Starship飛行試験に向けた機体準備が進行中です。Booster 21は静的燃焼試験に向けて発射台へ移動しましたが、試験は一時見送られました。Ship 41の試験やShip 40の輸送作業も並行して実施されています。
NASAのナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡が、8月30日にフロリダ州ケネディ宇宙センターからSpaceXのFalcon Heavyロケットで打ち上げられる予定です。暗黒エネルギーや系外惑星の観測を目的とし、日本も光学素子やデータ受信で協力しています。
ISSにて、故障した高速通信アンテナの交換と保守作業を行う船外活動が実施されました。アニル・メノン飛行士と欧州宇宙機関(ESA)のソフィー・アデノ飛行士が参加し、アンテナの設置・接続を完了させました。今回の活動により通信システムの冗長性が回復しました。
アリアンスペースは8月27日、ギアナ宇宙センターからAriane 6ロケットを使用し、欧州・北アフリカの気象観測を強化するMTG-I2衛星を打ち上げます。これはAriane 6にとって初の静止トランスファ軌道投入ミッションとなります。
中国のCASCは長征6号丙(Long March 6C)ロケットを使用し、静安夢想星や八一04星などの教育・科学衛星を打ち上げました。これは長征シリーズ通算665回目の打ち上げとなります。
ロシアは8月24日、プレセツク宇宙基地からSoyuz 2-1bロケットを使用し、GLONASS衛星を軌道投入しました。米宇宙軍の追跡により、非公開のペイロードも搭載されていたことが判明しています。
Rocket Labは8月31日に、ニュージーランドのマヒア半島からElectronロケットを用いた打ち上げを予定しています。