NASAの分析で、アルテミスIIのオリオン宇宙船は再突入時に熱シールドが想定どおり機能したと確認されました。炭化材の欠損はアルテミスIの103か所から9か所に減少。得られたデータをもとに、アルテミスIII以降に向けた熱防護の改良を続けています。
- 再突入時の飛行距離短縮により、亀裂と炭化材の損失はアルテミスIの10分の1に減少。炭化材の欠損は103か所から9か所になりました。 - オリオンは予定の着水地点から約0.59マイルの位置に着水し、背面の耐熱タイルも想定どおり機能しました。 - NASAは耐熱シールドの試料採取や分析を継続中。 アルテミスIIIではアブレータ材の均一性と透過性を高める改良を施しています。
アルテミスIIのオリオン宇宙船は、月周回後の大気圏再突入で熱シールドが期待どおり機能したとNASAが確認。 - 飛行経路の変更により、熱シールドの損傷はアルテミスIより約10分の1に減少 - 炭化材の欠損はアルテミスIの103か所に対し、アルテミスIIでは9か所
NASAが回収・点検後のオリオン宇宙船の熱防護シールドを公開し、画像では左のアルテミスI機より右のアルテミスII機の損傷が少なく、改良の差が見て取れます。
飛行後の分析で、アルテミスIIのオリオン宇宙船の熱シールドが想定通り機能したと確認され、得られた教訓をアルテミスIII以降に生かしています。