logo

米国のNASAが火星探査機キュリオシティ等の観測データを公開

火星探査機キュリオシティが撮影したパノラマ画像や地層データが公開され、火星の気候史や地質形成過程の研究が進められています。また、火星の地震活動や水氷の雲に関する観測結果も報告されています。

関連するニュース
高度の節目到達後、探査車キュリオシティが振り返る

- 9月5日(ミッション5,006火星日)に撮影したパノラマは、Mastcamによる95枚の画像で構成。 - 手前の砂丘の地層や砂粒の大きさ・組成から、形成過程の手がかりが得られる見込みっぽい。 - キュリオシティは2014年から、ゲール・クレーター内にある高さ約5kmのシャープ山の麓を登っている。

NASAのキュリオシティが風食崖の夜明けを撮影

火星のヤーダング層の形成過程には未解明の点があります。 - 火山灰が堆積した可能性があり、その形成前に山の侵食が始まり、気候史の地層記録に空白が生じた可能性もあります。 - パノラマは6枚を合成し、早朝の色合いを保つため通常のホワイトバランス補正をせずに処理されました。

火星の地震で岩が転がり始めたっぽい

- 2019年6月と2020年12月の画像比較で、火星のケルベロス地溝に新たな岩の痕跡が27本見つかった。平均は年約2本で、近くで起きた地震が原因っぽい。 - 痕跡は地震計データが乏しい場所で地震活動を推定する手がかりとなり、将来の居住地選びにも役立つ可能性がある。 - 痕跡が谷の北側に集中した理由は未解明。地形が地震波の伝わり方を複雑にしているぽい。

火星の海は約32億年前頃に消失、三角州の解析で判明 高知大らの研究成果

- 水槽実験とNASA探査機の画像解析で、海岸付近のデルタと、閉鎖盆地にできた湖のデルタを区別しました。 - 約32億〜21億年前はデルタ形成が確認されず、水活動が停滞していた可能性があります。 - 約21億〜1億年前には局所的な湖が存在し、火山活動や隕石衝突による氷の融解水が流入した可能性があるっぽいです。