ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)によるCOSMOS領域の観測データを解析し、ハッブル宇宙望遠鏡の約2倍の解像度を持つ暗黒物質(ダークマター)のマップが作成されました。約80万個の銀河の重力レンズ効果を解析することで、暗黒物質が銀河形成の骨格となっていることを裏付ける詳細な構造が明らかになりました。
Webb望遠鏡がCOSMOS領域を約255時間観測し約80万銀河を検出、史上最高解像度のダークマターマップを作成しました。 ダークマターは通常物質と強く重なり、重力で引き寄せて大規模構造や星・惑星形成に影響を与えたことを裏付けるぽい。Nancy Grace Roman望遠鏡は広域観測を予定しますが解像度は及ばない見込みです。
- JWSTの255時間観測で、六分儀座の月の2.5倍の領域に約80万の銀河を検出し、これまでで最も高解像度の暗黒物質地図を作成したぽい。 - 地図は暗黒物質と通常物質が強く重なっており、暗黒物質の重力が銀河や惑星の形成を導いたことを示唆しているぽい。 - 研究はダーラム大学、ジェット推進研究所(JPL)、ローザンヌ連邦工科大学(EPFL)が共同で主導したぽい。
・JWSTで作成したダークマターマップはハッブルの約2倍の解像度で、満月より少し小さい領域を約25万の銀河の形の歪み(重力レンズ)で解析しました。 ・銀河団や宇宙のフィラメントなど新構造を検出し、可視物質と一致しない領域はダークマター優位ぽい。・現時点ではλ‑CDM模型と一致しているぽい。 詳細解析で宇宙論パラメータやダークエネルギーの理解が進む見込みぽい。
JWSTで暗黒物質の超高解像度地図を作成し、従来の約2倍の鮮明さでCOSMOS領域(満月約2.5個分)に約80万の銀河を確認しました。暗黒物質が重力で通常物質を引き寄せ大規模構造を形成したことを裏付けるぽい。 Roman望遠鏡は広域観測を予定していますが解像度は及ばないぽい。
JWSTの画像に含まれる約80万の銀河の微小な歪みを解析し、COSMOS領域で最も精細な暗黒物質マップ(画像では青で表示)を作成しました。ハッブルより小規模な塊まで検出でき、100〜110億年前の構造も捉えられます。 暗黒物質が銀河形成の骨格である手がかりになるぽい。今後は距離推定で3次元化する予定ぽい。
- JWSTの高解像度マップが公開され、ハッブルの2倍の解像度で過去100億年の数十万の銀河を収録しています。 - 銀河の光の歪みから暗黒物質の銀河団やそれを結ぶ「糸」構造を可視化し、暗黒物質の集積や進化解明の手がかりになりそうぽい。- 研究はNature Astronomyに掲載されています。