サカセ・アドテック、日鉄ケミカル&マテリアル、アクセルスペースの3社は、衛星を軌道から離脱させるための膜面展開型デオービット機構(D-SAIL)に、日鉄ケミカル&マテリアルが開発した原子状酸素(AO)への耐性が高いポリイミド膜「BSF-30」を採用すると発表しました。これにより装置の耐久性が向上し、スペースデブリ問題の解決に貢献することが期待されます。
サカセ・アドテック、日鉄ケミカル&マテリアル、アクセルスペースの3社が、膜面展開型デオービット機構(D-SAIL)に日鉄の原子状酸素耐性ポリイミド膜BSF-30を採用すると発表したのです。 D-SAILは約2m2の膜を展開しLEOの微薄大気で抗力を得て衛星を数年で軌道離脱させる装置なのです。BSF-30はSiO2被膜を形成してAOによる劣化を防ぎ、膜の耐久性向上が期待されるぽい。 目的はスペースデブリ抑制と宇宙のサステナビリティ向上なのです.