logo

宇宙望遠鏡とAIによる天文学研究の加速

JWST、ハッブル、ケック、ユークリッド、DESIなどの観測とAI解析を組み合わせ、系外惑星の雲、天王星の環、重力レンズ銀河、暗黒エネルギーの性質などを高精度に調べる研究が進んでいる。AI画像処理により解析時間短縮や画像補正精度向上も実現しつつある。

関連するニュース
雲を持つ太陽系外木星を発見

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST) の観測で、木星型系外惑星エプシロン・インディ Ab に水氷の雲がある可能性が示されたぽい。 従来モデルでは見落とされていた雲の存在が、アンモニア量の少なさから示唆されたぽい。冷たい木星類似惑星の詳細観測は、将来の地球型惑星探査に向けた重要な一歩ぽい。

小さな恒星振動で褐色矮星の年齢を推定

ケック天文台の観測で、太陽型星HR 7672の微小な星振動から年齢を23億年と高精度で測定したぽい。 伴星の褐色矮星は同時に生まれたため、この年齢を基準に冷却・進化モデルを検証でき、最新モデルが最も合うと分かったぽい。

米企業Vantorが軌道上の「ハッブル宇宙望遠鏡」を自社の衛星で撮影

米企業Vantorが、自社の地球観測衛星「WorldView Legion」で軌道上のハッブル宇宙望遠鏡を61.8km離れた位置から撮影し公開した。ハッブルは1990年打ち上げで、今年で36周年。 Vantorはこうした非地球画像を宇宙機の状態確認や宇宙領域把握に活用できるとアピールしているぽい。

Euclid Space Warps

欧州宇宙機関 (ESA) の宇宙望遠鏡「ユークリッド」で撮影した新画像を使い、市民科学プロジェクト「Space Warps」が強い重力レンズ銀河の発見を進める記事です。 AIで事前選別した約30万枚を市民と研究者が確認し、1万件超の候補発見が期待されます。重力レンズは暗黒物質や暗黒エネルギーの解明に役立ち、ドイツの研究機関も選別作業に大きく貢献しているぽい。

AIでJWST解析が年単位から数日に短縮

AI画像処理でジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の解析は年単位から数日に短縮され、同技術がチリのベラ・C・ルービン天文台の画像補正にも使われるぽい。 大気のぼけを除去して宇宙望遠鏡並みの鮮明さに近づけ、銀河の形状測定精度を2〜10倍改善するぽい。

天王星の外側2環の起源解明

ケック望遠鏡、ハッブル、JWSTの観測を統合し、天王星の外側2本の環(μ環・ν環)の初の完全スペクトルを作成した研究ぽい。μ環は衛星マブ由来の微小な氷粒、ν環は岩石質で有機物を10〜15%含む別起源ぽい。

DESIが宇宙3D地図を完成

DESIが5年間の観測で、4700万以上の銀河・クエーサーを使った宇宙の高精細3D地図を完成させたぽい。暗黒エネルギーの性質を調べるための観測は2028年まで継続し、地図は約20%拡大される予定ぽい。 初期データでは暗黒エネルギーが一定でない可能性も示され、2027年に全データの初結果が出る見込みぽい。