ispaceの欧州法人は、米マグナ・ペトラ社とペイロードサービス契約を締結した。契約額は2200万ドル(約33億円)で、ispaceの民間企業との契約では過去最大規模。ミッション3でNASA開発の月面質量分析計「MSOLO」を月へ輸送し、レゴリスの成分やヘリウム3などの資源探査を行う。
ispaceは米マグナ・ペトラと月面輸送で契約を締結し、契約金は2200万ドル(約33億円)なのです。 欧州法人がNASA開発の月面質量分析計を着陸船に搭載し、レゴリスの成分や量子コンピューター冷却に使えるヘリウムなどを計測するのです。マグナは同装置で実証を進め、将来は月面で資源開発を計画するぽい。 ispaceは過去2回の着陸に失敗しており、2027年のミッション3と2028年のミッション4で大型化した着陸船による本格輸送サービスを目指すのです。
ispace EUROPEが米マグナ・ペトラ社と、NASA開発の月面質量分析計「MSOLO」をミッション3で月へ輸送するペイロードサービス契約を締結したのです。 総額2,200万米ドル(約32億円)のこの契約は、ispaceと民間企業による過去最大規模とのことです。 マグナ・ペトラ社の月面資源探査ミッション「HALO」の一環で、ispace EUROPE開発の小型月面探査車にMSOLOを搭載し、月面のヘリウム3や揮発性物質のデータ取得を目指すのです。 これは、ispaceのシスルナ経済圏構築ビジョンとマグナ・ペトラ社の資源探査ビジョン、そしてNASAの技術が融合した取り組みっぽいですね。