米国の宇宙企業AstroboticとAmerican Hondaは、月面での持続的な電力供給を目指すシステムの共同開発を発表しました。このシステムは、Astroboticの追尾型太陽電池パネルと、ホンダが開発した高圧水電解システムおよび再生型燃料電池を統合したものです。昼間に太陽光で発電した電力で水を電気分解して水素と酸素を貯蔵し、夜間や日陰でそれらを使って発電することで、有人活動やインフラへの安定した電力供給を目指します。
米AstroboticとAmerican Hondaが、追尾型太陽電池VSAT(10kW、VSAT-XL50kW)と本田の高圧水電解+再生型燃料電池(RFC)を統合した月面電力システムを共同開発すると発表したのです。 昼間に水を電気分解して水素を蓄え、夜間にRFCで発電して持続的な有人活動や月面インフラ支援を目指すぽい。南極で1年の設置シミュレーションを行い、RFCの規模やハード・ソフト統合性を検証するのです。