バイコヌール宇宙基地でソユーズMS-28打ち上げ後、整備用キャビンが落下し発射台（Site 31/6）が損傷した。これによりプログレス補給船などの今後の打ち上げスケジュールに影響が出る可能性がある。
中国では長征10号用の海上回収船が引き渡されたほか、朱雀3号（ZQ-3）や青舟1号などの商業ロケット開発・打ち上げ準備が進んでいる。
中国は長征7号Aロケットを使用し、技術試験衛星「実践28号」を海南・文昌発射場から打ち上げ、軌道投入に成功した。
SpaceXのTransporter-15ミッションにより、SSTLのHydroGNSSやPlanetekのAI衛星など多数の小型衛星が打ち上げられ、運用を開始した。
アークエッジ・スペースはJAXAのLEO-PNT検討事業者に選定されたほか、自社衛星AE5Rの打ち上げと通信に成功した。CEOはForbes JAPANの賞を受賞した。
中国のX線天文衛星Einstein Probeが、ブラックホールの潮汐破壊現象など多数の一過性天体現象を検出した。
ESAと欧州委員会はRedwireと契約したほか、EIBによる宇宙産業向け融資枠の設立、超音速試験地の選定など、欧州の宇宙インフラ強化を進めている。
太陽望遠鏡GREGORによるフレア観測や、火星探査車Perseveranceによる放電現象の検出など、太陽系科学の新たな知見が得られた。
韓国はヌリ号（KSLV-2）の打ち上げに成功し、次世代中型衛星3号やキューブサットなど計13機を軌道へ投入した。
UAE宇宙庁がドバイ航空ショーでパビリオンを展開し、オマーンがAirbusと通信衛星契約を結ぶなど、中東の宇宙開発が進展している。
EUMETSAT理事会は、極軌道衛星システム「EPS-Sterna」計画をほぼ承認した。小型衛星群によるマイクロ波観測で気象予報精度を向上させる計画で、2029年の開始を目指す。
SpaceXはStarshipの次の飛行に向け、Booster 19の組み立てを急速に進めている。
ブラックフライデーおよびサイバーマンデーに合わせ、ライトセーバーや天体望遠鏡、ドローンなどの宇宙・航空関連グッズがセール価格で販売されている。
JAXAと三菱重工は、H3ロケット9号機による準天頂衛星「みちびき7号機」の打ち上げを2026年2月1日に実施すると発表した。7機体制の確立により、日本独自の安定した高精度測位が可能になる。
InfostellarがFusicと提携、Axelspaceが次世代衛星を発表、AstroXが資金調達を行うなど、日本の宇宙スタートアップの活動が活発である。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡、Gemini望遠鏡などが、原始星の紫外線放射や惑星状星雲、渦巻銀河などの詳細な画像を捉えた。
日本では宇宙活動法の改正案が了承されたほか、財務省が民間資金活用の拡大を提言するなど、宇宙ビジネス環境の整備が進んでいる。
Rocket LabはJAXAと契約し、革新的衛星技術実証プログラム「RAISE-4」をElectronロケットで打ち上げる。イプシロンSの開発状況を鑑みた措置。
ArianeGroupはフランスでサウンディングロケットSyLExの初打ち上げに成功し、準軌道能力を実証した。
オーストラリアのAtSpaceがハイブリッドロケットの打ち上げと回収に成功した。
欧州のVega Cロケットが、韓国の地球観測衛星KOMPSAT-7を搭載して仏領ギアナから打ち上げられる予定。
ispaceは、IT・セキュリティ担当およびR&D担当の執行役員（EVP）を新たに任命し、月面開発に向けたグローバルな経営体制を強化した。
米国では超党派議員がNASAの科学・探査予算の保護・増額を求める書簡を送るなど、次年度予算に向けた動きが活発化している。
ノースロップ・グラマンのCygnus補給船がISSに到着し、物資の搬入を完了した。
EUMETSATはSentinel-6Bの運用を引き継ぎ、Sentinel-5の初画像を公開するなど、Copernicusプログラムの観測運用を進めている。
Slingshot Aerospaceの人事、SpacePNTの受信機開発、OneSatの進捗など、欧米企業の技術開発が進んでいる。
インドは半導体自給とデータ主権を核とした宇宙政策を拡大し、民間参入や有人飛行計画を推進している。
SpaceXはケネディ宇宙センターからFalcon 9ロケットを使用してStarlink 6-86ミッション（衛星29基）を打ち上げ、第1段ブースターの洋上着陸に成功した。また、翌日にはStarlink 6-95ミッションも予定されている。
中国の実践21号と実践25号が軌道上でドッキングし、給油実験を行った後に分離したことが確認された。
韓国のINNOSPACEは、ブラジル・アルカンタラ射場でのHANBIT-Nanoロケット打ち上げに向けた統合試験を完了した。
